たばこに隠された想い Ⅰ



嵐は弱々しく、そう言って、私のことを抱き締めた


ありがとう、嵐...助けてくれてありがとう



「嵐...私まだ嵐が好き

また、私と付き合ってくれる?」



「ハッ、当たり前だろうが


お前みたいな生意気な女俺以外誰も構ってられねェよ!」



馬鹿にしたように、でもそれ以上に嬉しそうに笑っている嵐を見て、私も嬉しくなった



そして私たちはどちらからともなく



久しぶりに唇を重ねたんだ






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