たばこに隠された想い Ⅰ
「じゃあ、亮たちはテストないの?」
「そうそう、今もうあの三人は屋上いるんじゃない?」
うわ、ズルい...
さっさと屋上行ってサボりたい
「あ、でも今日は午前中で学校終わるよ!
テスト終わったら下校!」
「マジで?」
それは嬉しいことだな
学校とかダルいし早く帰れるにこしたことはない
入学して一週間で、優斗たちの天下龍一年組はかなり有名になり、その人らと一緒にいる私も何故か恐れられる存在になっていた
まあ、私が鬼蝶ってこともあるけどね