たばこに隠された想い Ⅰ




「じゃあ、亮たちはテストないの?」


「そうそう、今もうあの三人は屋上いるんじゃない?」


うわ、ズルい...
さっさと屋上行ってサボりたい



「あ、でも今日は午前中で学校終わるよ!
テスト終わったら下校!」


「マジで?」


それは嬉しいことだな
学校とかダルいし早く帰れるにこしたことはない


入学して一週間で、優斗たちの天下龍一年組はかなり有名になり、その人らと一緒にいる私も何故か恐れられる存在になっていた

まあ、私が鬼蝶ってこともあるけどね



< 31 / 269 >

この作品をシェア

pagetop