たばこに隠された想い Ⅰ
引越し
蝶羽side




天下龍の倉庫に行った日から一ヶ月程経ち、季節は梅雨間近になっていた



「はぁー、最近雨ばっかだね」


未来は窓を見つめながらそう言った

梅雨間近ということもあり、最近毎日のように雨が降っている


屋上も使えないから、サボり場として空き教室を使っている


「雨うぜェよ
俺様の自慢の髪がボサボサだ」


嵐は自分の銀髪を触りながらそう言った



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