意味怖(意味が分かると怖い話)第二弾
恋と友情が散る瞬間
俺には物心ついた時から決められた許嫁がいる。

俺は彼女と結婚したいと思っていたが、

彼女は違った。彼女は俺の親友と影で付き合っていたのだ

2人が駆け落ちをしようとしていて、駅のホーム

にいる所を見つけた。

「そんなに彼の事が好きなのか?」

涙を流して頷く彼女と「絶対に幸せにするから」と言う親友。

どうやら本気らしい。潔く自分の恋と友情を

諦めるしかないようだ

「分かった。さっさといけよ」と言って

2人の背中を強く押した。大きな悲鳴と劈く

ようなブレーキ音が鳴り響いた。

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