双子の異世界・奇跡の花束
同じ時間。さらに空に異変が起きていた。

フレアとゼノは空を仰ぐ。


「これは・・この規模は戦争の時と同じだ」


「お父様、賢者様の言付けです。規格外の力が、この地に寄って解放される」


「え!?」


「よって、時空の歪みは完全なる歪みを生じ。異世界へ完全に・・・通じるでしょう」


「本当かそれ!」


「はい・・」


「でも規格外の力って・・・」


「お父様のお母様、つまりおばあ様の力だそうです」


「は、はあ!!??」



理解出来なかった。

だがそれはすぐにわかる事になる。


「ま、まさか・・・」


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