悪い優等生くんと、絶対秘密のお付き合い。
「えと、ここはこの公式を使えば……」
「うっわ、ほんとだ!
じゃあさ、ここも、そうなる?」
「う、うん。
合って、ます……」
こんなに質問されたり、教えたり。
なんてことは今までしたことがなかったら、ちょっぴり緊張はするけれど。
「ありがとう、向坂!
めちゃくちゃわかりやすかった!」
「い、いえ……」
めちゃくちゃ嬉しい自分もいる。
「にしても向坂さー、急にイメチェンするからびっくりしたよ」
「え?」
疑問も解けたし、自分の席に戻るのかと思ったら、なぜかその男子は隣に座ったまま。