切なくて…逢いたくて…涙
倉庫に向かった

中に入ってタオルを探していると
誰か入ってきた

「城田さん」

その声は…

「社長…」

「伊藤さんに頼んだ」

「もう伊藤さんに頼まないで下さい
迷惑かけるので」

辛い…社長の顔を見るのが…

「俺が君に逢いたいのに…
なぜ離れようとするんだ⁇」

「それは…」

「俺は君が好きだ」

「社長…」

社長はじっと私を見ている

私も社長が好き…

「私も…」

抱きしめられた

社長…私が側にいてもいいですか⁇

身体が離され唇が重なった

甘く…痺れる様な
このまま…溺れてしまいそうな
そんな感覚だった

離されるとおでこにキスをして

「行くね」

「はい…」










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