切なくて…逢いたくて…涙
隣に社長がいる

優しく私の髪を撫でてくれている

「千秋をやっと手に入れた
長かったよ…」

「社長…」

「俺は飛龍(ひりゅう)だ」

「飛龍さん…
私は…貴方に相応しくないです
何の後ろ盾もありません」

「まだそんな事を言ってるのか!
そうやってまた俺の前から逃げるのか⁇
やっと捕まえたのに…
後ろ盾とはなんだ⁇
俺は君がいてくれたらそれでいい
それに君にはしっかりした後ろ盾がある
心配するな」

私を逃がさない様に飛龍さんが抱きしめた

後ろ盾がある⁇どう言う事だろう
本当に私には何もないのに…
どうしよう…婚約者がいるのに…

「なあ…千秋のマンションに
行ってもいいか⁇
千秋の食事が食べたい」

「はい…」

もう少し…











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