私は、この人の妻?
15話

···あれから


······あれから二年·······

亜希寿は、雪哉さんが卒園した
幼稚園に通っている。


「ママっ、行ってきま~す。」
と、亜希寿が玄関から叫ぶ
「亜希寿、忘れ物ない?」
「大丈夫だよ。」と、亜希寿
「穂乃華、走ったら危ないから。」
と、雪哉さん
「雪哉さん、妊娠は病気では
ないとなんども言いましたよね。」
と、言う私に雪哉さんは、
「だって、心配なんだから。」
それを見て亜希寿は笑いながら
「まったく、パパは。」
と、言っていると
「雪哉さん、穂乃華ちゃん、
亜希寿は、任せて。」
と、玄関ドアから海斗さん。
「海斗さん、すみません。」
と、雪哉さんが言うと
「役得だと思っているから。」
と、海斗さんが言う
「ママ、パパ行ってきます。
バボちゃん行ってきます。
海斗おじさんいくよ。
陸人おじさん待ってるよ。」
と、私のお腹に向かって言う亜希寿に
「「亜希寿、行ってらっしゃい」」
と、私と雪哉さん。

亜希寿を送りだすと
少しして雪哉さんが出社する。
「穂乃華、わかってるね?」
「はいはい。わかっています。」
「本当に?
 無理だけはしないで。
なにかあったらすぐに電話して。」
「わかりました。お義母様や母、
おばあ様に連絡して
雪哉さんに連絡しますね。」
「違う、違う、俺が一番だよ」
「うふふっ、わかりました。」
と、言うと雪哉さんは、
私にキスをしてから
出社した。
< 59 / 70 >

この作品をシェア

pagetop