星の数の大好きと星の数の君の涙
"星の数だけ涙があり星の数だけすきがある"
これは君が10年前に教えてくれたこと。

リリリッ リリリッ
目覚まし時計がなる朝6時。
今日は入学式!
東町の学校までは片道30分はかかるらしい。
8時には席に座っていなきゃいけないらしいので7時20分に家を出る。
「いってきま〜す!」
「いってっしゃい」
お母さんが無愛想に返事をする。
いつものことだ。

今日も君のことを考える。
妄想も少ししてしまう。
もしも同じ学校だったらな〜
また会えたらな〜
などなど…

「おはよっ!!」
バス停で後ろから声をかけられた
この声は…
「おはよぉっ!
愛斗(あいと)だ!
愛斗は小学生からの幼なじみ!
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