子連れシンデレラ(2)～スパダリ社長の独占欲は極上の愛～
吉良CEO来日
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吉良ＣＥＯは奥様とご子息を連れて自家用ジェット機で来日。

テレビのワイドショーはどのチャンネルに変えても、その話題で持ち切りだった。

「自家用ジェット機だって…アラブの石油王並みだな…」

「・・・警察の警備も国賓並みですよ…」

私達三人は社長室の壁の液晶テレビに釘付け。
吉良ＣＥＯは午後三時に当ホテルにチェックインされる予定だと訊いている。

「藤崎支配人の朝の朝礼は凄かったらしいですから…」

「そりゃそうだろ…俺だって…昨日から眠れなかった…」

柊也さんは目の下のクマを隠す為、私のコンシーラを使って隠していた。

「凛香、コーヒーおかわり」

「これで三杯目ですよ…カフェインの過剰摂取はダメですよ…」

「いいから・・・おかわり」

柊也さんはお気に入りの磁器のカップをソーサーに戻して、コーヒーのおかわりの催促する。



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