幸せアプリ
2、危険信号
崩れゆく幸せ
まさか、有り得ない。
私は財布の中身を震えた手で確認した。
万札がぎっしり入っていた。
「嘘っ!
何これ!なんでっ?」
困惑ーーーーーー
恐怖ーーーーーー
私は思わず持っていた財布を床に落としてしまった。
「何やってんの?ってあれ?
おかしいな、私がリサの財布もっていた時は、万札が増えるなんて無かったのに。
あ、もしかしてーーーー願った本人の財布しか使えなかったりして」
"願った本人の財布"ーーーーーーーー。
アミが持っていた時は、増えなかった財布。
今はーーーー
私の手の中で、少しずつ重さを増す財布になりつつある。
万札が増えている証。
私は財布の中身を震えた手で確認した。
万札がぎっしり入っていた。
「嘘っ!
何これ!なんでっ?」
困惑ーーーーーー
恐怖ーーーーーー
私は思わず持っていた財布を床に落としてしまった。
「何やってんの?ってあれ?
おかしいな、私がリサの財布もっていた時は、万札が増えるなんて無かったのに。
あ、もしかしてーーーー願った本人の財布しか使えなかったりして」
"願った本人の財布"ーーーーーーーー。
アミが持っていた時は、増えなかった財布。
今はーーーー
私の手の中で、少しずつ重さを増す財布になりつつある。
万札が増えている証。