危険な溺甘同居、始めます!






小学校からの仲良しで、今までクラスが離れたことがない。
絹ちゃんは整った容姿をした美人さんで男の人は思わず見惚れるほど。常に真顔なのでクールな子だが、私の前では笑顔でツンデレさん。


「名前どこだろ……」



名簿表をじっくり見て"南 一華"の文字を探す。
……あ!!


「あったよ!私は1年3組だって!」


どんな人がいるんだろう……。
絹ちゃんは何組かな?


「…あ、私も3組」

「…え!?ほんと!?やったぁ!!」


すごい!また同じクラスだ!!
絹ちゃんに右手を出してハイタッチのポーズをとると、絹ちゃんは嬉しそうに笑って手をあげた。

パシン!とハイタッチして笑い合う――――――と同時に。





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