俺様上司との不確かな関係~好きになっちゃダメですか?~

「母さんの兄貴に対する愛情は…ほんとの息子以上な気がする…俺より兄貴のほうが好きなんじゃないかって思うよ。」

「そう…なの?」

「うん。小さいころから・・そう思ってた。俺に愛情がないわけじゃないよ。それはふつうに息子として愛は感じるんだけどね…。」

「じゃ…なおさら、わたしが腹立たしいわけよね…。」

「それはあるかもね。兄貴は…はっきりいって母さんにも父さんにも一線をひいてる。親子の関係って感じじゃないんだ。けど…母さんも父さんも兄貴のことは大好きだからね…。もしかしたらだけど、兄貴が唯一心を許すゆーちゃんに嫉妬してるのかもね。」

「嫉妬…?」

「うん。兄貴のことはさ…青海家は全員大好きなんだよ。ああ見えても。」

にっと北斗が笑った。

「もちろん俺もね…。まぁ俺の場合はゆーちゃんのことも好きだから、2人が幸せになってほしいって心から思ってるけど…。ほかの2人がね…。」

北斗がコーヒーを全部のどに流し込んだ。


「長い道のりになるかもね…。」



< 130 / 190 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop