俺様上司との不確かな関係~好きになっちゃダメですか?~
「母さんの兄貴に対する愛情は…ほんとの息子以上な気がする…俺より兄貴のほうが好きなんじゃないかって思うよ。」
「そう…なの?」
「うん。小さいころから・・そう思ってた。俺に愛情がないわけじゃないよ。それはふつうに息子として愛は感じるんだけどね…。」
「じゃ…なおさら、わたしが腹立たしいわけよね…。」
「それはあるかもね。兄貴は…はっきりいって母さんにも父さんにも一線をひいてる。親子の関係って感じじゃないんだ。けど…母さんも父さんも兄貴のことは大好きだからね…。もしかしたらだけど、兄貴が唯一心を許すゆーちゃんに嫉妬してるのかもね。」
「嫉妬…?」
「うん。兄貴のことはさ…青海家は全員大好きなんだよ。ああ見えても。」
にっと北斗が笑った。
「もちろん俺もね…。まぁ俺の場合はゆーちゃんのことも好きだから、2人が幸せになってほしいって心から思ってるけど…。ほかの2人がね…。」
北斗がコーヒーを全部のどに流し込んだ。
「長い道のりになるかもね…。」