誓いのstatice
第十六章【遊園地】



(勇樹に行き先も伝えずに来ちゃったけど、大丈夫かな…)




私は玄関の扉を恐る恐る開けた



「ただいま」



「おかえり、麻耶‼︎ 今から出掛けるぞッ‼︎」


「えッ?」



戸惑う私の腕を引っ張る勇樹



「どこに行くの⁉︎」



「内緒!」




勇樹は笑顔で車を走らせた



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