パリで出逢った ソウルメイト
栄太と良介はまた顔を見合わせた。

「栄太、さっき話ししただろう〜
やっぱり優一も岡田家の男なんだよ。」


「ハァ参ったなあ〜それって…
口説いて付き合って、
プロポーズするって事だよね。

リサはまだ20歳だしなぁ…
じゃあ…
条件を守ったらリサとの結婚を認めるよ!

一、リサを裏切ったり悲しませて泣かせない事。

一、リサが大学卒業するまで妊娠させない事。

一、日本の企業で社会人の経験をさせる事。」


「はい絶対守ります!
本当にありがとうございます。」

「優一、お前は岡田家の男だからたぶんきちんと約束は守ると信じてる。 
でもな、世の中自分勝手な考えのヤツらも多い。

優一が日本に帰国する時は社長になるんだよな?
玉の輿狙いの変な女には気をつけろ。
特にリサに危害が及ばないように
社内にスパイでもなんでも配置させて自分とリサを守れ!
兄貴にはオレからも口添えしておくからさ安心しろ。」

「はいわかりました。良介おじさんありがとう
本当にありがとうございます。栄太おじさん。 
オレが一生リサを守り抜きます。
そして、男と男の約束は絶対に守ります。」
< 35 / 437 >

この作品をシェア

pagetop