パリで出逢った ソウルメイト
「イヤ兄貴!あの時の貸しを返して欲しい!
あの時、美紀ちゃんの腹にいた優一が取ってきた契約だ。

アメリカ製の消臭スプレーと芳香剤なんだ。
リゾートホテルに是非使って欲しいんだ!
見本は、今のところこれしかない。
芳香剤はこんな香りだ。 はい。」

「そうかぁ、あの時の子が契約してきたのか…
三郎、この香りならリゾートでいける。
これを佐伯コーポレーションのリゾートホテル全部に納品する。 
社長決裁で決定だ!

お客様の好みがあるからな部屋には置けないがロビー、廊下などかな。
数量はまた連絡する。毎月納品としよう。
どうだろうか岡田君、三郎?」

「ありがとうございます社長。優一も喜びます。
これで、本当に昔の事は無しですよ。」
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