HONEYBEE(2)~ハイスぺ社長と二度目のウエディングベル~
「凛ちゃん、つぎはキュアリンの変身セットがほしい」

「はいはい…」

「莉緒!?わがまま言わないの…」

「ママ、こわい・・・」

「もう遅いし…莉緒…お婆ちゃんとねんねしようか…」

「うん…凛ちゃん、おやすみ!!」

莉緒はソファに並べた凛太郎さんからのプレゼントを全部抱え、先に寝室に行った。

「こんなに遅くまで…大丈夫なの?凛太郎さん」

「明日のフライトは国内だから…」

「へぇー…何処に飛ぶの??」
「北海道だ」

「北海道か…」

私は凛太郎さんとお話しをしながらキッチンの冷蔵庫を開けて、乾いた喉を潤そうとペットボトルのミネラルウォーターを飲んだ。


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