オフィスラブはじまってました
 そんなことをひなとが考えている間に、何故か緒方たちは子どもの頃の夢の話をはじめていた。

「俺は将来、ヒットマンになりたかったんだよな」

 ……似合いすぎです、緒方さん。

 黒衣のヒットマン。

 自分で敵を撃って、自分で葬って、自分で経をあげる。

「すごいねー。
 ゆりかごから墓場までみたいだねー」
と入野が笑う。

 ……違うと思います、とひなとが思ったとき、入野が言った。

「僕は薬局の人になりたかったなー」

「えっ? 作家じゃなくてですか?」
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