オフィスラブはじまってました
そ、それはいいんですが、惟子さん。
今、反対方向から来られた気がするんですが……。
もしや、迷子になられていたのでしょうか、と思っていると、
「今日はアパート、何処にあるのか確認に通ってみようと思っただけだったんだけどさ。
迷ってたどり着いた商店街に格好いいお兄さんがいたんで。
お兄さんに勧められて観葉植物買ってきたの。
恋愛運が上がるハートな葉っぱのクワズイモのちっちゃいの」
ほら、あんたのも買ってあげたから、と一個くれる。
「あ、ありがとうございます」
と黒いビニールポットに入ったそれを手に言ったとき、アパートから田中と田中の友人、森崎が現れた。
「緒方さん、僕らも運びましょうか?」
それを見た惟子が、
「やだっ。
ほんとにイケメンばっかりーっ」
と喜ぶ。
今、反対方向から来られた気がするんですが……。
もしや、迷子になられていたのでしょうか、と思っていると、
「今日はアパート、何処にあるのか確認に通ってみようと思っただけだったんだけどさ。
迷ってたどり着いた商店街に格好いいお兄さんがいたんで。
お兄さんに勧められて観葉植物買ってきたの。
恋愛運が上がるハートな葉っぱのクワズイモのちっちゃいの」
ほら、あんたのも買ってあげたから、と一個くれる。
「あ、ありがとうございます」
と黒いビニールポットに入ったそれを手に言ったとき、アパートから田中と田中の友人、森崎が現れた。
「緒方さん、僕らも運びましょうか?」
それを見た惟子が、
「やだっ。
ほんとにイケメンばっかりーっ」
と喜ぶ。