君にずっと恋してる〜叶わない恋だとしても〜
「…ごっごめん!
俺…なんか変な事言ってしまって…
 ちょっと、トイレ」


動揺したのか、また、いつも見せない
アタふめく剛くんがそこにいた。


剛くんは、そうゆうと、部屋を出た。



…好き?剛くんが私の事?



私は、尋斗くんの側に行き



…ねぇ、尋斗くん。さよならって?
尋斗くんは、死んじゃうの?



…尋斗くん。私、良くわかんないよ。


なんだろ。。いつも、眠くなる。



…ねぇ、尋斗くん、夢‥で、…



私は心地よい深い眠りに誘われて行く。

 

「リンちゃん」




私は、ハッといつものように目が覚めた。


だけど、夢だと分かっている。




ベッドから起き上がり私の隣に立つ尋斗くんがいる。


「尋斗くん…」 



彼の腕を強く掴んで、顔を埋めた。



「尋斗くん。いつか、さよならしなきゃいけないの?嫌だ!私は、嫌だよ。
やっと、会えたのに」


わがままを言ってる?の?


わかんない。

だって、



剛くんは、私が好きで…私は、わかんない。


尋斗くんと会いたいだもん。


ねぇ…尋斗くん。


そっと、尋斗くんの顔を見た。




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