優しい君、不器用なあなた
「あのときの…」

そういい、起きた少女スミ・キューリス、
ブロンドの髪をもち、空色の瞳をもつ、美しい少女だ。
10年前、自らの両親を目の前で殺された。あの事件から10年、スミは、18歳になった。
両親を殺した犯人の近くにいた、魔法使いに呪いをかけられた、それは、何年もかけて、身体をむしばみ、苦しみの中、死んでいく呪い…
事件の後、父の親友だった、ダリスと共に辺境地の山小屋で慎ましく暮らしていた。

「私は、まだ変われていないのですね…いつまでも…呪いと共に生きていくしかないのですね…」

自分の足を見ながらそういった。
スミの足は呪いのせいでうまく歩くことができない、そのため杖が必須だ。


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