分かってはいるけど、どうしても
どうしようもないの


「ねえ、さおり」



「なあに?」



「このクレープ食べない?」



私は目の前にある可愛いクレープ屋さんを指差した。



「いいね!」



さおりはそう言うと、嬉しそうに笑った。

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