時が満ちる


お節介やきだと家族からは罵られる。



愛が愛と感ずる限界は何処??



今も姪にとっては私は犯罪者なのだ。



晴れた筈の罪を謝罪しない姪が他界してしまった。




それから何年経っただろう。



頼られると遂引き受ける私・・・



親しい友が乳癌になって乳房を切除することになった。



あなたの傍で手術を受ければ乗り越えられるから・・



待合室で顔を合わせたご主人が私を睨んだ。



連絡が取れて居なかったのだろうか・・



A子はそんなご主人の心境を知らない。。



愛が利用されたのか。?



今もその謎が解けない・



そんな心の片隅に今も理解できない愛がある。



青春真っ盛りの春の日の帰宅時間・・・



「私を助けて・・退勤時間まで一緒に居てね。」



そう言う傍にB子を好きな彼が居た。



好きな愛を暴力で表現する彼に気づかなかったB子は



必至で彼から逃げた。



頼られると振り払えない私は言われるままに傍に着いてあげた。



何日か経ったある日・・



B子は憎しみが愛に替わって居た。



何度お前は繰り返すのと自分を罵った。



愛の限界・・優しさの限界は何処なの・・・



今も答えが出ない。


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