溺愛執事のキスの雨
帰国

京side




───────4年後



恋がアメリカへ旅立ってから、4年が経った

この4年間、俺は神崎財閥で必死に勉強し、一人前に仕事が出来るようになった


「京くん」

「・・・旦那様・・・社長」


未だに、旦那様という呼び名が抜けない・・・

俺の様子に社長はクスクスと笑っていて


「明日だな」


と。


「・・・そうですね」



明日、遂に恋が帰国する





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