【完】花嫁修業のため、幼なじみと極甘♡同居が始まります
そんな考えが過ぎった。
「蓮くん……今、いい?」
自分から伝えたくて、蓮くんに声をかけた。
蓮くんは、また難しそうな本を読んでいたみたいだけど、サイドテーブルに置いてこっちを向いた。
「なに? そんな不安そうな顔して。膝の上くる?」
クスッと笑った顔は、いつもの蓮くんで。
「膝の上はいかない……よ」
「残念」
意を決して、私はそっと口を開いた。