【短編】      洋介と仲間たち



ロナウド
「みんな、ご苦労だった。もう少しで、猫神と約束した日時になる。巻物、つまり化け猫契約書に書いてあった通り、俺達の延命は一週間。ついに、この日が来た。また、あの世で会おうな!」



バンビ
「あの世でも、恋人にしてね」



ロナウド
「あぁ。もちろんだよ。バンビ!」



サム
「何か不思議です。アメリカでのことが夢見たいに思えます」



ジョニー
「また、死ぬんですね。怪力はこのままにしてもらえないかなぁ」



そして、一瞬にして全員がこの世から姿を消した。いや、消されたのだった。





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