未来へ続く道
それから俺たちはすぐに山をおりていつもの道で
帰っていると橙真くんの車は別の方に行き
俺と大輝くんはそこから近くのコンビニへ
「大輝くんなんかあったん?橙真くん達は?」
「橙真は瑠美を送りに行った」
「あ、それで別の道に」
「気にすんな、大丈夫だから」
その大丈夫は信じていいのか俺には分からない
あの山でなにがあったのか
あの時、真剣な目でどこかを見ていた2人
瑠美を送って戻ってきた橙真くん