未来へ続く道
「こんな時に聞くのもなんだけど、この間
なんかあったのか?」
「なんとかなりそうだから大丈夫」
「あんまり抱え込むなよ?」
「うん!!」
車内には柚月が好きなBGM
実は私も好きだったりする
「てか、思ったんだけど」
「なにー」
「お前の荷物的に水着着てきてんの?」
そりゃ、忘れるわけないじゃん
ちゃんと持って、、、あれ?あの鞄持ってきてたっけ
はっ!!!そうだ1回玄関に置いてそのままだ!!!
「あぁ…うん」
な、なんとか乗り切ろう
じゃないと今回こそほんとにやばい気がする…
「目泳いでんぞ……」
「ピューピュー♪」
「てめぇ、まさか……まじで?」
「ごめん……」
ちらっと柚月の顔を伺うと
今にも殺されそうな程の顔をしていた