あなたが好きだ!~一目惚れした少年と料理大好き美女~
あのときの事を思い出す…
どうしよう、震えがとまらない…

「どうしちゃったの?震えちゃって!あはは!うける!今から楽しいことするのよ!はぁ、楽しみだわ…」

彼女は笑いながらそう言った、その顔は私の父を思い出す…

「あなたたち!早く来なさい!この女を思う存分味わいなさい!この女憎いほどきれいな顔してるのよ…あなたたちの好きにしなさい!」

彼女はどこかにいるであろう誰かにそう言った、やめて!やめて!
私は声を出そうとしたが恐怖のあまり声が出なかった…

「お願いします…やめてください…」

私は彼女にそう言ったが聞こえてるのかどうかはわからない
< 57 / 73 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop