俺様めちゃモテイケメンが一人にはまったら。
「そっちは?」
次は我が家での話の結果を伝える番だ。
「うちは婚約する事に全く反対はなかったよ。逆に『そんな人の相手がこんな普通の家の子でいいの?』って言ってるくらいだから。」
「美月と同じこと言ってるな。でも良かった反対されなくて。今までの付き合いにたいして反対をされてないのは分かってたけど、今の状況を伝えると苦労しそうな所に娘をやりたくないって思われないか心配だったんだ。」
そっか。祐世でも心配だったんだ。
「反対どころか、お母さんなんか『婚約と言わず籍入れたら?』って言いだすし。」
そう話した途端『えっ?』っと言って祐世が黙った。
えっ?何?
「祐世?・・・、うちのお母さんがごめんね、先走っちゃって。お母さん楽観主義って言うか・・・。」
「いや、違うんだ。俺も同じこと言われたから。うちの母親からも『籍いれちゃったら?』って言われて・・・。」
祐世の家はお母さんのその一言でお父さんもお兄さんも話が盛り上がり、正月に顔合わせをして籍も入れればいいじゃん!と三人が盛り上がってたそうな。
もしかしなくても祐世のお母さんも楽観主義?
母親二人が顔合わせすると賑やかになりそうな予感がする・・・。
「宿に着いてからその話はしようと思ってたんだけどな。」
「そうだね。落ちついて話をしようよ。本当にお正月に顔合わせをするなら親たちに連絡しなきゃだしね。」
その後宿に着くまでは年末に会う事になった七菜と谷川君の話で盛り上がった。