ラグジュアリーシンデレラ
「林人さん……」

「大丈夫。詩歌が来たら、お茶を淹れるように、頼んでくれないか。」

「お茶でしたら、私が淹れましょうか。」

「ありがとう、頼むよ。」

私と林人さんは、社長室に入った。

林人さんが、給湯室の場所を教えてくれる。

給湯室の中に入って、適当にドアを開けると、高いコーヒー豆、そして高級茶葉が出てきた。

さすがは、亀山さん。

お茶の葉っぱも、高級品なのね。


私はその高級茶葉でお茶を淹れると、ソファに座るその人と林人さんの前に置いた。

「ありがとう。結野も、隣に座ってくれないか?」

「はい?」

私が林人さんの隣に座ると、その人は滅茶苦茶私を睨んでいる。

やっぱり元カノでしょ、この人。

しかも1カ月も会っていないって、私と付き合う直前の人?

留美子さん、付き合っている人いないなんて、ウソやーん!


「りずさん。この方は、今俺が結婚前提でお付き合いしている川畑結野さん。」

「結婚前提?」
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