4人のシェアハウス
ピッピッピッピッ






……んっ?ここは…
目を開けると白い天井
口のなかには……

「!!」


人工呼吸器がつけられていた



手元にあったナースコールを押すと30秒ほどでドアが開いた





「蓮!?起きたか?」







そこには叶斗と奏がいた 








「すぐとるな?ちゃんと呼吸しろよ?」






 そう言われ呼吸することを意識していたけど、いざ人工呼吸器を外されると呼吸できなくなって焦ってしまった






「ゲホッゲホゲホゲホッッゲッホ」







「焦るな、焦ると余計だぞ」











酸素マスクをつけられなんとかおさまった





「よかったよ全く、ほんと大変だったんだからな?笑」







「ほんとだよ、意識朦朧とし始めて急に意識なくして二人で呼び掛けても無反応、意識レベル高かったし、呼吸困難起こしてほぼ呼吸してなかったぞ?薬効かなくてあせったわ、おまえの体なんで薬効かないんだよ、医者泣かせだわ」









「叶斗なんか久しぶりに焦った顔みたわ笑」








「ごめん俺、迷惑かけて」





「そんなことないよ、これが仕事だし、迷惑だなんて思わない」






「そうだぞ?元気のない蓮なんて蓮じゃない、早く退院して戻ってこい、まぁすぐ復帰するだろうけどお前だから」








「あぁ、もちろんだ!すぐ復帰すると思うぜ!……ん?退院?え?俺入院すんの?!」







「何当たり前のこといってんだ、当然だろこんなにも重症だったんだから、」










「ぅえええ、まじかよ……」







「まじだから、ちゃんと看護師の言うこと聞くんだぞ?笑」









「はいは~い分かった分かった」





「じゃあな、なんかあったらナースコールしろよ?しなかったらただじゃおかないからな?」







そう言って二人は出ていった








「こえーよあいつら……」







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