密かに出産したら、俺様社長がとろ甘パパになりました~ママも子どもも離さない~

【今度、煌人と三人で会ってくれる?】

 震える指で送信し、すぐにスマホを裏返した。

 送ってしまった。返信はいつ来るだろうか。ドキドキするから今夜はもう寝て、朝確認しようか。でも、玲士の反応を知るまでは眠れそうにないし……。

 ああ、こんな落ち着かない気持ちになるなら、電話にすればよかった。

 胸の内で独り言を繰り返しながらソワソワとリビングの中を無意味に歩き回っていたら、不意にテーブルに置いたままのスマホが震えだし、肩がびくっと跳ねた。

「で……電話だ」

 おそるおそるスマホに手を伸ばし、裏返す。予想していた通り玲士からの着信だ。

 まるで、電話にすればよかったと後悔していた私の気持ちを見透かしていたみたい。

 私は心臓が高鳴るのを感じながら、意を決して電話に出る。するとこちらが「もしもし」と発する暇もなく、玲士が言った。

『喜んで。いつにする?』

 これはきっと……さっきのメッセージに対する答えだ。

 私は胸があたたかくなるのを感じながら、きっと私たちにとって大切な一日となるその日のことを、夜遅くまで玲士と相談するのだった。

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