暗闇の先に…(続)


『よかった…目が覚めたんだね、本当によかった』



『……あぁ。目が覚めたよ、やっとな。お前みたいな薬物中毒の女に惚れてた自分に反吐が出る』




ーーーえ…?



グイッと体を離され、力任せに押される




『もぅ、二度と俺の前に……いや、俺達の前に姿を現すな。消え失せろ』



ショックで声も出ない私は陸斗が去って行くのを見てるしか出来なかった

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