恋愛経験0のイケメン俳優と恋をした件。(事件)

「大和…」



紬が背伸びした



ドキン…



「ん…?」



ドキドキ…

ドキドキ…



したい時にしていんだよね?



紬の唇にそっと触れた



ーーーーー



「…大和、息、できないよ!」



「あ…ごめん…久しぶりだったから…」



ずっと受験のことで

紬不足だった



「あと、メガネ…邪魔…」



紬はオレのメガネをはずして

オレの伸びすぎた前髪をかき分けた



ドキドキ…



「変わらないね…大和…」



紬が笑った



「そろそろ髪切ろうかな…」



紬が触れてくれるから

長いのも嫌いじゃなかった



「ライトは毎月カット連れて行ってあげて
カッコよくしてるのにね♡」



足元にいたライトを紬が抱き上げた‎´•ﻌ•`♡



「自分のことは
どーしたらいいかわからないけど…
ライトはいつも可愛くしてあげてたい」



「幸せだね…ライト
大和がご主人様でよかったね‎´•ﻌ•`♡」



ワンワン!‎´•ﻌ•`♡



紬がいたからだよ



あの時

ライトの気持ち教えてくれたからだよ


いつもオレを待っててくれるライトを
大切にしたいと思った


紬を失った時も

何もなくなったオレの隣にも

いつもライトはいてくれた


クルクルした瞳でオレを見てた‎´•ﻌ•`♡


コイツいて幸せだな…オレ

そう思ったんだ



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