ホントにわたしが好きですか?


そして、放課後。


夕凪と話すために少し早めに教室を出て、駅で待つ。


緊張してきた。ちゃんと夕凪に伝えられるだろうか。


ちらりと、辺りを見ると夕凪と采明啓斗がこちらに歩いてきているのが、見えた。


二人は楽しそうに話ながら歩いている。


その姿を見たときに、自分の胸がギュウッと締めつけられるような心地がした。


・・・・大丈夫だ。ちゃんと決意を固めただろう。


かっこなんかつけずに自分の気持ちを伝えるんだ。


夕凪の気持ちを知りたい。


自分の気持ちを伝えたい。


たとえどんな結末でも、今まで言えなかったありったけの気持ちをキミに伝える。






             fin
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