極上御曹司に初めてを捧ぐ~今夜も君を手放せない~
それから四人連れ立って会社の近くにある焼肉店へ。
個室に上がり、私と朝井くんが並んで座り、私の前に滝川さん、朝井くんの前に優が座る。
「何だか面接受けてるみたいですね」
私がそんなコメントをすると、朝井くんが「確かに。圧が半端ないです」と同意する。
「じゃあ、俺と藤原さん、場所変わろう」
滝川さんがにこやかに言って、私と席を変わった。
「これでどう?」
彼に確認されるが、緊張はあまり解けない。
「うーん、あまり変わらないかもしれません。それに、うちの会社のモテ男三人に囲まれてるんですよ。会社の女の子に見られたら睨まれそうで落ち着かないです」
私の話を聞いて優がフッと笑った。
「だったら、俺たちもお前のファンに睨まれるかもな」
優じゃないんだからそんなファンなんているはずないでしょう!
「私のファンなんていないですよ」
語気を強めて言ったら、滝川さんと朝井くんが意外な顔をした。
「嘘、藤原さん、自覚ないんだ?」
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