Zircan
「この地図を見てくれ。この島の中心あたりに、ある貴族が財宝を隠しているそうだ」
「じゃあ罠とかあったりするのかな。その方がスリルがあって面白そうなのに」

そう嬉しそうな声で言っているのがジルカンの一人目の女性、リリアム=ユーガリースだ

「でも罠があったら怖いな。私は怪我する自信しかないよ」

リリアムとは反対で、自信なさげに言っているのがジルカンの二人目の女性である、サミュア=ウォルクリアスだ

「詳しいことは直接行ってみなければ分からない。だが罠はともかく貴族の宝だから、その貴族が雇った強者が守っている可能性がある」
「そうなったら私の出番だね。相手に気づかれる前に一瞬でやっつけてみせるよ」

リリアムと同じようなノリで自信満々に言っているのが、ジルカン三人目の女性であるエルラミア=アルテラだ

「罠ぐらいだったら俺に任せてくれ、俺特製の道具で木っ端微塵にしてやるよ」

そう言うのはジルカン最後のメンバーであるカラッシュ=ハルドルトだ

「とりあえず早速だが明日出発することにした。予定はまずその島に近いという港に行って情報収集からするぞ」
「おー!」

一斉に声を張り上げる
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