私の彼は新米悪魔
『ん?』

『私はルシルの雇い主なんだよね?』

『ああ。』

『じゃ、お願いしてもいい?』

『何なりと。』


ルシルは片手を自分の胸に置いた。

(解ってる。今日会ったばかりだし、私はルシルの恋人でもない...でも。)



挫けそうになる心を奮い立たせて言った。








『ルシル、キスして。』
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