もうこれ以上、許さない
「ちょっ、そうだけどっ…」
誉は個人的なお客様だし、風人を放ったらかして申し訳ないのに…
でも洗濯物取られちゃったし、風人が帰ったら誉と2人っきりになって気まずいかも。

「…わかった、ありがとう。
じゃあ誉、洗濯物(それ)出してくれる?」

「いやそこは順番的にも、普通のお客さん(●●●●●●●)優先だろ」

「いやぜんっぜん、先にいっすよ。
俺まだ帰んないし」

「いや長居するとこじゃないと思うけど」

なにこのバチバチした空気…


「ああもっ、他のお客様が来たら混雑するからどっちか出して!」
痺れを切らすと。

「…じゃあ俺が出す。
月奈を困らせたくないから(●●●●●●●●●●●●)
と誉が動いた。


そして受付の最中。

「それと…
あの時一緒にいたの、妹だから」
いきなり弁明される。

「妹っ?
いたんだ…」

「うん。
けどすごいブラコンで、感も鋭くて。
俺となんかあるって思った女には、色々しつこく訊いたり失礼な事言ったりするから、ああするしかなくて…
ほんとにごめん」

そういう事だったんだ…
でもあたしが紹介も出来ない存在なのは、変わらない。

「ううん、気にしてないって言ったじゃん」
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