もうこれ以上、許さない
「…どうしたの?」
その行動と切なげに歪む顔を、心配すると。
「や、ごめん…」
誉はハッとした様子で、掴む手を放して。
「…1つ訊いてい?
あいつとはもう、そういう関係になった?」
思わぬ問いを投げかけてきた。
それは皆まで言わなくても身体の関係に決まってて。
その質問内容もさることながら…
実際、風人とはとっくにそういう関係だから、返答に戸惑う。
だけど今のあたしたちは、まだそういう関係じゃないから…
首を横に振って答えると。
誉はどこかホッとした様子を覗かせた。
逆にあたしは、誉の心情を気にする気分じゃなくなって…
「ごめん、変な事訊いて…
じゃあまた」
「ううん、ありがとう。
気をつけてね?」
去っていく車を背に、ため息がこぼれた。
そう、最初のお泊まりでも2回目の時も、風人はあたしを抱こうとはしなかった。
キスした時ですら、中途半端な事してごめんって謝ってたくらいだから…
抱くなんてもってのほかなのかもしれないけど。
抱かないのは、責任取れないかもって思ってるから?
玉城さんに申し訳ないから?
それとも。
まだ婚約者である限り、その行為は避けられなくて…
両方に手を出すわけにはいかないから?
だとしたらやりきれない。
その行動と切なげに歪む顔を、心配すると。
「や、ごめん…」
誉はハッとした様子で、掴む手を放して。
「…1つ訊いてい?
あいつとはもう、そういう関係になった?」
思わぬ問いを投げかけてきた。
それは皆まで言わなくても身体の関係に決まってて。
その質問内容もさることながら…
実際、風人とはとっくにそういう関係だから、返答に戸惑う。
だけど今のあたしたちは、まだそういう関係じゃないから…
首を横に振って答えると。
誉はどこかホッとした様子を覗かせた。
逆にあたしは、誉の心情を気にする気分じゃなくなって…
「ごめん、変な事訊いて…
じゃあまた」
「ううん、ありがとう。
気をつけてね?」
去っていく車を背に、ため息がこぼれた。
そう、最初のお泊まりでも2回目の時も、風人はあたしを抱こうとはしなかった。
キスした時ですら、中途半端な事してごめんって謝ってたくらいだから…
抱くなんてもってのほかなのかもしれないけど。
抱かないのは、責任取れないかもって思ってるから?
玉城さんに申し訳ないから?
それとも。
まだ婚約者である限り、その行為は避けられなくて…
両方に手を出すわけにはいかないから?
だとしたらやりきれない。