もうこれ以上、許さない
あたしはもう耐えられなくて…
息も出来ないくらい苦しくなって…
「ごめんっ、誉…
離してっ?」
泣き声をあげながら、一緒に頼んだ。
玉城さんの告発を知られたんなら、それを理由に関係を終わらせればいいわけで…
誉への心変わりを装って、Wで苦しめる必要はない。
誉は深く息を吐き出して…
ためらいがちに、その腕を下ろした。
すぐにあたしは、風人の方に身体を向けると。
すかさずグイと、力強く抱き寄せられて。
ぎゅっと、ぎゅううと、潰れそうなほど抱きしめられる。
愛しくて、愛しくてたまらなくて…
なのにその腕からも体温からも、離れなきゃいけなくて…
心が千切れそうになる。
すると誉は…
「…今日は引き下がるけど。
これ以上月奈を苦しめたら、その時は許さない」
そう言い捨てて、声かける間もなく去って行った。
あたしの事で、許さないなんて…
ー「俺は、あの婚約者と呑気に笑ってるあいつが許せない」ー
ふとそのセリフを思い出す。
たぶん、玉城さんの事を話したのも、許せないほど心配してくれてたからで…
その相談のために、出張から帰るや否や駆け付けてくれたのに…
そう思って、感謝と申し訳なさでいっぱいになる。
息も出来ないくらい苦しくなって…
「ごめんっ、誉…
離してっ?」
泣き声をあげながら、一緒に頼んだ。
玉城さんの告発を知られたんなら、それを理由に関係を終わらせればいいわけで…
誉への心変わりを装って、Wで苦しめる必要はない。
誉は深く息を吐き出して…
ためらいがちに、その腕を下ろした。
すぐにあたしは、風人の方に身体を向けると。
すかさずグイと、力強く抱き寄せられて。
ぎゅっと、ぎゅううと、潰れそうなほど抱きしめられる。
愛しくて、愛しくてたまらなくて…
なのにその腕からも体温からも、離れなきゃいけなくて…
心が千切れそうになる。
すると誉は…
「…今日は引き下がるけど。
これ以上月奈を苦しめたら、その時は許さない」
そう言い捨てて、声かける間もなく去って行った。
あたしの事で、許さないなんて…
ー「俺は、あの婚約者と呑気に笑ってるあいつが許せない」ー
ふとそのセリフを思い出す。
たぶん、玉城さんの事を話したのも、許せないほど心配してくれてたからで…
その相談のために、出張から帰るや否や駆け付けてくれたのに…
そう思って、感謝と申し訳なさでいっぱいになる。