もうこれ以上、許さない
「ちょっ、痛いよ風人…」
「あ、ごめんっ…
…つか、後悔しない?」
と、目元をこすって鼻をすする。
「…しないよ。
こっちのセリフだよ」
「俺っ?
なんでっ!するわけないしっ」
「だって…
いつも口だけだから」
「ひどっ!
って、何も言えないけど…」
そこでクスリと笑い合って。
コツンとおでこ同士がくっつけられて…
たまらずぎゅっと、どちらからともなくまた抱き合った。
ただただぎゅうっと、離れないように…
それからのあたしたちは…
関係を終わらせたふうを装って、2人っきりで会うのをやめた。
その分電話で話して、週に1度だけクリーニング屋で会っていた。
そう、2人で話し合った結果…
関係が終わったからって、変に避けるのは風人のキャラじゃないし。
それなのにすぐ近くのクリーニング屋から、わざわざ遠くに変えるのは不自然だろうと、妥当な来店数にしたのだった。
さらに風人は、別れ話も一旦保留にしていて。
お互い密かに…
駆け落ちに向けての準備や、身辺整理を始めてた。
あたしは会社に来月いっぱいで退職する事を申し出て、少しずつ寮の部屋を片付けてた。
だけどほんとは、この決断を少し迷ってた。
「あ、ごめんっ…
…つか、後悔しない?」
と、目元をこすって鼻をすする。
「…しないよ。
こっちのセリフだよ」
「俺っ?
なんでっ!するわけないしっ」
「だって…
いつも口だけだから」
「ひどっ!
って、何も言えないけど…」
そこでクスリと笑い合って。
コツンとおでこ同士がくっつけられて…
たまらずぎゅっと、どちらからともなくまた抱き合った。
ただただぎゅうっと、離れないように…
それからのあたしたちは…
関係を終わらせたふうを装って、2人っきりで会うのをやめた。
その分電話で話して、週に1度だけクリーニング屋で会っていた。
そう、2人で話し合った結果…
関係が終わったからって、変に避けるのは風人のキャラじゃないし。
それなのにすぐ近くのクリーニング屋から、わざわざ遠くに変えるのは不自然だろうと、妥当な来店数にしたのだった。
さらに風人は、別れ話も一旦保留にしていて。
お互い密かに…
駆け落ちに向けての準備や、身辺整理を始めてた。
あたしは会社に来月いっぱいで退職する事を申し出て、少しずつ寮の部屋を片付けてた。
だけどほんとは、この決断を少し迷ってた。