もうこれ以上、許さない
「でもまぁ、ほんとだったら辛いだろうし…」
「あたしだって辛いよ!
誕生日も花火大会も、ことごとく玉城さんに邪魔されて…
今年のイヴだって、また玉城さんと過ごすんだよねえ!?
これじゃどっちが彼女かわかんないっ…」
「……ごめん」
その頃のあたしは、一緒にいても怒ってばかりで、あんまり笑わなくなって。
風人は相変わらず謝ってばかりで、いつも困った顔や辛そうな顔を覗かせてた。
そしてとうとう、限界が訪れる。
風人とランチを食べてる最中、急に呼び出されて。
珍しく大学の仲間と一緒じゃなかったから、あたしもついて行くと。
「一緒だったんだっ?
邪魔してごめんねぇ?」
眉をハの字にして可愛く笑う玉城さん。
なんでも、リハビリで少し離れた公園まで行ったら、疲れて歩けなくなったらしいけど…
この寒空の下でわざわざ?
絶対確信犯だと思いながらも、あたしも「いいよ」と愛想笑う。
その時。
「月奈後ろっ!」
風人の声で振り返ると、ギュンとサッカーボールが飛んで来てて。
慌ててよけたあたしは、バランスを崩して尻もちをついてしまう。
「いっ…たぁ〜」
そして立ち上がろうとした瞬間、衝撃の光景を目の当たりにする。
「あたしだって辛いよ!
誕生日も花火大会も、ことごとく玉城さんに邪魔されて…
今年のイヴだって、また玉城さんと過ごすんだよねえ!?
これじゃどっちが彼女かわかんないっ…」
「……ごめん」
その頃のあたしは、一緒にいても怒ってばかりで、あんまり笑わなくなって。
風人は相変わらず謝ってばかりで、いつも困った顔や辛そうな顔を覗かせてた。
そしてとうとう、限界が訪れる。
風人とランチを食べてる最中、急に呼び出されて。
珍しく大学の仲間と一緒じゃなかったから、あたしもついて行くと。
「一緒だったんだっ?
邪魔してごめんねぇ?」
眉をハの字にして可愛く笑う玉城さん。
なんでも、リハビリで少し離れた公園まで行ったら、疲れて歩けなくなったらしいけど…
この寒空の下でわざわざ?
絶対確信犯だと思いながらも、あたしも「いいよ」と愛想笑う。
その時。
「月奈後ろっ!」
風人の声で振り返ると、ギュンとサッカーボールが飛んで来てて。
慌ててよけたあたしは、バランスを崩して尻もちをついてしまう。
「いっ…たぁ〜」
そして立ち上がろうとした瞬間、衝撃の光景を目の当たりにする。