もうこれ以上、許さない
そう、あたしはそれを恐れてた。
常連だとバレれば、当然共通の話題になって…
地元を知ってるマスターから、同じ地元だってバレるんじゃないかと。
そうなれば風人は地元の事を訊いてくるだろうし、あたしはボロが出るかもしれない。
なによりあたしは、再会した時めちゃくちゃ驚いて固まってたから…
記憶喪失の風人は、もしかして知り合いだった?って勘付くかもしれない。
それで地元の人にあたしの事を訊いたりなんかしたら…
元カノだってバレてしまう!ああ気まずいっっ。
「マスターお願い!
あたしが同じ地元だって事は、絶対言わないでっ」
「それはいいけど…
てっきり2人は、そっちにいた頃からの関係なのかと思ってた」
「え…なんで?」
「だって月奈ちゃんがあんな遠慮ナシに、しかもすごく自然な感じで絡んでたし。
コソコソ話なんかしてたからさ?」
なるほど、と思った矢先。
耳を疑う言葉が飛び込む。
「まさか月奈ちゃんが婚約者!?って思ったくらいだし」
「…は?
っ、婚約者っ?」
「うん菊川くん、もう付き合って長い婚約者がいるらしい。
出張を寂しがってないか訊いたら、逆って言ってたから、月奈ちゃんならそれに当てはまるしなって、えっ…」
常連だとバレれば、当然共通の話題になって…
地元を知ってるマスターから、同じ地元だってバレるんじゃないかと。
そうなれば風人は地元の事を訊いてくるだろうし、あたしはボロが出るかもしれない。
なによりあたしは、再会した時めちゃくちゃ驚いて固まってたから…
記憶喪失の風人は、もしかして知り合いだった?って勘付くかもしれない。
それで地元の人にあたしの事を訊いたりなんかしたら…
元カノだってバレてしまう!ああ気まずいっっ。
「マスターお願い!
あたしが同じ地元だって事は、絶対言わないでっ」
「それはいいけど…
てっきり2人は、そっちにいた頃からの関係なのかと思ってた」
「え…なんで?」
「だって月奈ちゃんがあんな遠慮ナシに、しかもすごく自然な感じで絡んでたし。
コソコソ話なんかしてたからさ?」
なるほど、と思った矢先。
耳を疑う言葉が飛び込む。
「まさか月奈ちゃんが婚約者!?って思ったくらいだし」
「…は?
っ、婚約者っ?」
「うん菊川くん、もう付き合って長い婚約者がいるらしい。
出張を寂しがってないか訊いたら、逆って言ってたから、月奈ちゃんならそれに当てはまるしなって、えっ…」