新世界
カリスマ
ある一人の男が
かつての時代のカリスマが

ある日突然
全てを捨てた 何もかも

光の無い世界へ消えた 彼のこと
みじめだって おちぶれたって
僕は勝手に 決めつけてた


ある一人の男は
かつての時代のカリスマは

あぁやっぱり
英雄だと思えたよ


光を手にしたのは 自分から逃げるためで
無意味で 無価値だったと
彼はきっぱり 言いきったから
光を手にするより ここにいる方が
輝いてるし かっこいいんだって
彼はきっぱり 言いきったから


そんな生き方もあるんだなって
僕はどうだろうって


光を手にするのは 前に進むためで
そう夢で あこがれなんだと
僕は迷わず 言えるかな

光を手にしたいと 輝きたいんだと
あらためて そう思えたよ
僕の明日は そこにあるから きっと
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