涙色の空の下、君のそばでずっと。
目から熱いものが次々と流れ出してきた。




ここで泣いちゃだめって分かってるけど、止まらない。




それを拭い、


その場から離れようとするが、


長時間寒い中で待っていたせいか、なかなか足が動かない。


もう一度2人に目をやると、



「あ」



気づいた時にはもう遅かった。





玲於先輩と目が合ってしまった。




早く逃げないと…!



しかし体が言うことを聞いてくれない。



今すぐこの場から立ち去りたい。




すると、玲於先輩の視線で、

亜美先輩もこちらに気づいてしまった。




2人で何か言葉を交わしているが、何を言っているか聞こえない。





2人との距離がどんどん近くなっていくが、体が硬直して動かない。

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