涙色の空の下、君のそばでずっと。



そんなわけで私も告白をしようと思いまして…



昨日の放課後、先輩の靴箱に、




『明日の放課後、中庭に来てください。
話があります』




という手紙を入れた。



恋が叶うなんてもちろん思っていないが、少し期待している自分がいる。


期待くらい、してもいいよね…?



「いつ告るの?」



とかずに聞かれた。



放課後だよと答えると、眉を八の字にして、そっかと悲しそうに俯いた。




美月ちゃんが




「あーあ、かずがモタモタするから…だから…なのが…の…に」




と意味不明なことをブツブツ言っている。
うん、聞き取れない。





学校に着き、あっという間に一日が過ぎる。


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