【極上の結婚シリーズ】ママになっても、御曹司に赤ちゃんごと包み愛されています
「あ、おじいちゃんから電話だ」
そこへ、盛宮のおじいちゃんからスマートフォンが鳴って、私は通話ボタンをタップした。
「おじいちゃん? もうこちらに向かっていますか?」
『ああ。あと十分くらいで莉帆ちゃんのおうちに着くよ。そのまま入っても大丈夫かね?』
「はい、どうぞ」
おじいちゃんに返事をしながら、私はいっちゃんに視線を投げかけた。
するといっちゃんは、私が事前に来客の予定があると話していたため察してくれたらしく、「帰るよ」と小声で囁いて腰を上げる。今日はおじいちゃんがお茶を飲みに来る日だった。
電話を切ると、いっちゃんは泉をソファに残して歩み寄ってくる。
「ん?」
私はきょとんとした顔でいっちゃんを見上げた。
「洋服を買うなら莉帆のサイズ、測っとかないとな」
「えっ、何?」
いきなりぎゅっと抱き締められて、私はたじろいだ。いっちゃんは私の背中に回した大きな手を、ゆっくりと下に滑らせる。
「きゃっ」
最後にがしっとウエストを掴まれ、私は悲鳴を上げた。
そこへ、盛宮のおじいちゃんからスマートフォンが鳴って、私は通話ボタンをタップした。
「おじいちゃん? もうこちらに向かっていますか?」
『ああ。あと十分くらいで莉帆ちゃんのおうちに着くよ。そのまま入っても大丈夫かね?』
「はい、どうぞ」
おじいちゃんに返事をしながら、私はいっちゃんに視線を投げかけた。
するといっちゃんは、私が事前に来客の予定があると話していたため察してくれたらしく、「帰るよ」と小声で囁いて腰を上げる。今日はおじいちゃんがお茶を飲みに来る日だった。
電話を切ると、いっちゃんは泉をソファに残して歩み寄ってくる。
「ん?」
私はきょとんとした顔でいっちゃんを見上げた。
「洋服を買うなら莉帆のサイズ、測っとかないとな」
「えっ、何?」
いきなりぎゅっと抱き締められて、私はたじろいだ。いっちゃんは私の背中に回した大きな手を、ゆっくりと下に滑らせる。
「きゃっ」
最後にがしっとウエストを掴まれ、私は悲鳴を上げた。